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あらすじのみ発表『たったひとりの俺の男』

  04, 2018 12:38
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現在あらすじのみの公開です。本文は秋頃発表の予定です。しばらくお待ちください。


長編完結/あらすじ


七音(なおと)は小さい頃から男の子の玩具には見向きもせず、女の子達と着せ替えごっこをして遊んでいた。30代になった今でも洋服が好きでファッションメーカーの営業をやっている。そのかたわら長身でハーフっぽい顔立ちの彼は、ファッションモデルとしても活躍している。七音には物心がつく前に別れた産みの母がいて、自分はどこの国の人間なのだろうか?という疑問を時折感じていた。

七音は高校の同級生だった清士(きよし)に長い間片想いをしていた。清士は早くに亡くなった父親の貿易会社を継いでいる。優柔不断な七音は遂に告白して、実は清士も七音が好きだったことを知る。七音と清士は失った年月を取り戻そうとセックスに励むうち、次第にお互いの身体に溺れていく。

ある日曜日ふたりが歩行者天国をハッピーに手をつないで歩いていると、新聞社のフォトグラファーに写真を撮らせてくれないかと頼まれる。ふたりは承知するが、それが次の日の新聞半ページにでかでかと載ってしまう。真面目な清士は責任を感じ、七音の両親、弟、伯父、ファッションメーカーの社長などに、「七音さんは私が絶対幸せにします。」と挨拶して回る。

しかし七音には本当の母がいる。清士は彼女を捜し、ふたりは新幹線に乗って母に会いに行き、感動の再会を果たす。

その頃から七音の身体が清士によって性的に開発され、七音はセックス中に快感のあまり失神するまでになり、病院通いするはめになる。そして七音は人々に「エロい。」と言われることが多くなり本人は思い悩むが、ヌード・モデルの仕事を何回かすることになり、それが雑誌の表紙を飾るなど、モデルとしての仕事が広がっていく。

あるメンズの雑誌に載った七音のヌード写真を観た清士は、この顔は誰かにイかされてる時の顔だ、と激怒。モデルエージェントの剣(けん)が呼ばれる。剣はあれは仕事だからやっただけだと弁解。その後ヌード撮影の時は過保護だと笑われながらも、清士が一緒に撮影現場に行くことになる。

世間に顔が知られて電車通勤が難しくなり、七音はファッションメーカーの仕事を辞めて清士と一緒に住み、清士の貿易会社を手伝うことになる。ところが七音はその仕事を通して知り合った洋書店の店長、雄貴(ゆうき)と激しい恋に落ちてしまう。

七音は清士に対する罪悪感から自殺未遂をしてしまう。七音は自殺願望がなくならず長い入院生活を送るが、清士の揺るぎない愛に支えられやがて仕事に復帰。

七音はある知名度の高い雑誌と専属契約をすることに成功するが、その雑誌のモデル、航青(こうせい)からストーカー行為を受け始める。七音とその雑誌の編集長は旧知の仲であり、編集長は、「七音には昔から人を狂気に駆り立てるものがある。」と警告する。

清士は、「七音のことは俺が絶対に守る。」と宣言。航青は逮捕され、七音はやはり清士が、たったひとりの自分の大切な男なんだな、と実感するのだった。


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